0
こんにちは、おおたです。
今回は、脱衣所の床のクッションフロアの色が変わってきた。
貼り替えをお願いします。というもの。
色が変わってきたとはどういうことなんだろう?
経年劣化でものすごく古いから貼り替えなのかな?
なんて軽い気持ちで訪問。
で、一目みた瞬間、、、「これは漏水です」。
写真にはありませんが、表面が黒ずんで裏面からカビの色が
上がってきている状態です。
「これは、貼り替えてもまたなりますよ」
ということをお伝えし、事情説明。
浴室のタイル目地などから水が入ってきて、脱衣所の
床下を濡らし続けていると考えられました。
そして作業内容をご提案。
1、脱衣所の床を開口して確認。
2、漏水の原因をつきとめ、漏水を止める。
3、床下を乾燥させるための仮の床を作る。
4、漏水なく、床下が乾燥したら、本復旧。
5、新品の荒床に新品のクッションフロアを貼る。
どちらにしてもこのままではまずいので、上記の手順通り
作業にかかります。
洗面化粧台をチャチャっと取り外し、床を丸ノコで開口します。
「ホレ、この通り!」
ナ○シカでおなじみの”腐海”が登場です。
カビのにおいしかしません。
胞子が大量です。
下地材の腐り加減と、方向から察するに、完全に浴室から
と考えられます。
タイル張りの浴室をよーく観察してみると、やはり目地が
痩せたり、穴が開いたりしている部分が見られます。
<浴室側>
原因部分の目止めを行いました。
<脱衣所側>
”腐海”のカビを除去。
完全に朽ちている床板、根太などの下地材を撤去解体。
まだ生きている下地などを塩素で殺菌。
根太を増して、仮床を作成しました。
さあ、完成しました。
このままで1か月ほど様子を見てください。
床下への水が来なくなり、乾燥すれば本復旧して
キレイなクッションフロアを貼れるようになります。
今回は、ここまで。
そして、約1か月後、床下をのぞくと乾燥していたので
完全復旧し、クッションフロアまで貼りました。
ちなみに、完成の写真は撮り忘れました。
いやー、なんとかおさまってよかったですね。
また不具合を感じたら呼んでください。
ありがとうございました。
フロアの張り替え 詳細はこちら
トイレ・風呂・キッチンなどのリフォーム 詳細はこちら
洗面化粧台取り付け 詳細はこちら
0
こんにちは、おおたです。
今回はねじ穴がぐずぐずになってしまい、
既存のねじがきかなくなってしまったというもの。
写真のドアはトイレのドアで、フラッシュドアという
よくある中空になっているドアです。
もちろん、このドアノブ(レバー)の周辺は下地の木材が
入っていて、ペラペラの化粧ベニヤ1枚というわけでは
ありません。
が、このドア、相当な使用頻度があるようで、何度も何度も
開閉を繰り返すうちに、少しづつ木ねじにも振動やら疲労が
かかっていたようで、最後はすっぽ抜けてしまったそうです。
こうなってしまうと、どうしましょう?
いくつか手があります。
・ドアとノブをセットでまるごと交換
・ドアを交換し、ねじ穴周辺を新品に。
↑
こんなことできませんよね。
では、どうしましょう?
・既存のねじより太いものでとめなおす。
・既存のねじ穴を修復する。
↑
これですよね。
今回はこの両方で修復しました。
既存のねじ穴に、木工用ボンドを数滴入れ、
できるだけきつく調整した削った
割りばしを叩き込んで折ります。
そして、少しだけ既存のビスよりも太いものでとめます。
このとき、締めすぎると、またねじ穴がダメになっちゃうので
微妙な力加減が必要です。
さあ、どうでしょう!
いいですね。ガッチリです。
今回の作業は、いろいろ応用で使う場所が出てきます。
ねじ穴がユルユルでお困りの際は、この作業を思い出してください。
それでもダメな場合は、さっさとベンリーを呼んだほうが
いいかもしれません。
この作業を思い出さなくても、ベンリーが何とかしてくれることを
思い出していただければさいわいです。
ぜひ、覚えておいてくださいね。
よろしくお願いします!
ドアクローザー・蝶番などの調整 詳細はこちら
各種錠前の交換 詳細はこちら
扉やドアの調整 詳細はこちら
0
こんにちは、おおたです。
今回は、ワンルームマンションの3点ユニットバス
(バスタブ・トイレ・洗面の3点)
の水栓金具、蛇口、シャワーの交換です。
現場の水栓金具は、壁付ツーハンドルシャワー水栓というもの。
どうも、スパウト(首を振る吐水パイプ)の根元が腐食して
ちぎれてスッポ抜けてしまったようです。
写真は、差し込んだスパウトが抜けないようにガムテープで
落ちないように固定してあったものです。
まあ、これでも根元が折れているもんだから、横向きにビュービュー
水が噴き出していたことでしょう。
折れた部品を見てみると緑青(ロクショウ)で腐食しまくり。
折れて当然のような状態です。
これになると、根元からスパウトの交換となりますが、
他の部分の劣化も激しいとのことで、予防修理としまして
まるごと新品交換となりました。
今回は賃貸物件でしたので、管理会社さまからの依頼です。
入居者様も、スパウトのみの交換と思っていたようで、
全てが新品になり、大喜びでした。
私のおかげではありませんが、なんだかこっちまでうれしく
なります。
逆のパターンで、「こりゃ全交換でしょう?」という状態でも
「え?補修で?」という場合もままあります。
もちろん、お客様のご予算に応じて作業いたします。
ご提案もすることがありますが、最終的にはお客様判断が
当然ですよね。
水回りでお困りの際はベンリーへ。
お気軽にお問い合わせください。
水栓金具の交換 詳細はこちら
蛇口取り替え 詳細はこちら
パッキンの交換 詳細はこちら
0
こんにちは、おおたです。
暦も3月に入りましたが、まだまだ寒い日がございます。
前回の日記では、寒くなるとゴムが固くなって水漏れが多くなるという
お話でした。
今回も同じようにパッキンがやられている状態ではありましたが、
なぜか本体もおかしなことになっているものです。
写真は13の私設メーターなんですが、なぜかガラスの部分が
ビッシビシに割れています。
どういう状況でこうなったのかわかりません。
漏水から凍結して割れたとでもいうのでしょうか、、、
とりあえず、同じ状況で交換というご依頼でしたので、メーター本体を
調達してきて交換します。
ナットを外すと、昔はパッキンだったものがガッチリとねじ山に
固着しています。(一次側も二次側も)
この黒い物体を除去するのに一番時間がかかりました。
小さいし、ゴムではなくなっているし、老眼で良く見えないし、、、
このパッキンだったものに苦戦しなければ、すぐに終わるのにーーー。
そしてこれが設置されているのがビルの屋上で、風がものすごい。
吹きさらしなので、凍結と解凍が繰り返されてるんだろうなーと
思いながらも、とにかく寒いので交換を急ぎました。
手はかじかむし、鼻水は出てくるし、です。
なんとか交換を終え、最後に保温とテープを巻くころになると
もはやテープがうまくつかめない、、、
何度もロールのテープをころころと落っことしながら、鼻水をすすり、
「うー」とか「あー」しか声は出ず、作業は全て完了。
もはや作業への不安などより、これは防寒が一番重要だなと感じた日でした。
パッキンの交換 詳細はこちら
水栓金具の交換 詳細はこちら
蛇口取り替え 詳細はこちら
0
こんにちは、おおたです。
今回は、冬になると水漏れが多くなるというおハナシです。
屋外だけでなく、室内でも気温が下がり、ゴムでできている
水道のパッキンは固くなり、その機能が果たせず水が漏れだします。
「トイレのタンクの水がずーっと給水し続けているので修理を」
と呼ばれることも多いです。
これは「ずーっと給水」の部品を修理するのではなく、タンクから
便器に流すのを止めているパッキンが劣化し、
「ずーっと便器に流れ続けている」ことにより、タンクの部品は
満水になったと判断せずに、給水をし続けているのです。
よって、交換すべき部品は給水系ではなくタンクの排水系の
パッキンなんです。
もっとも、この排水系のパッキンが劣化しているということは
他の部品も劣化しています。
こうなると、「他の部分も間もなく故障」ということも多いです。
よって、画像では内部部品を全て新品に交換しているところです。
トイレの部品に限らず、部品のメーカーは7年とか10年以内とかで
交換をオススメしていることが多いです。
まあ、私も含めてですが故障もしていないのに「そろそろ予防交換
しておこう」なんて人はあまりいません。
何か故障があった時に、周辺のものも予防交換しておこうというのは
大変有効だと思います。
もし、ご予算が許すのならば予防交換も良い選択です。
何かの機会がありましたら思い出してください。
パッキンの交換 詳細はこちら
ロータンク修理 詳細はこちら
2025年