こんにちは、おおたです。
今回は、表札が門柱からはがれて落下したものを
再度設置するという作業です。
以前、設置してあった表札は焼き物で、東日本大震災のとき
はずれて落下してしまったというものです。
お客さまいわく、設置の際は外構屋さんがパテのようなもので
カンタンに貼り付けていった。とのこと。
今回の焼き物の表札は裏面を見てみると中央が大きくへこんでおり、
貼り付ける面積も小さかったのと、相手のレンガの凹凸加減も
結構あったため、接着されている部分が少なかったのかなと
判断しました。
今回は、凹凸にも追従するもので、接着面積もかせげて
地震でも揺れや振動に追従可能なもので接着することにしました。
まずは周辺を養生し、設置場所を慎重にセンター出しします。
隙間には切った段ボールなどで位置がずれないようにし、裏面に
例の接着材がわりのものを大量に付着させます。
(もちろん裏面のへこみ部分は埋まってなお余る程度に)
そして、場所を決定したら、表札本体を押し付けます。
”位置ずれ防止段ボール”という専用の治具を抜いたら、写真のように
動かないようにテープで固定します。
例の接着剤代わりのモノは、大気中の湿気を吸収して硬化。
表面は約1時間で硬化。完全硬化は24時間。
というもの。
(まあ、建築関係の方はコレで何かはわかると思います)
1日このままにしておいていただき、あとでテープははがして
下さいとお伝えし、作業は完了です。
余談ですが、たまに入居者の変更などでこういった焼き物の表札を
外してほしいといわれることもあるのですが、たいがいの状況では
2つの選択肢しかありません。
「チゼル等で表札本体を破壊し外す」
「チゼル等で周辺を破壊し表札をうまく外す」
表札の周辺をいじめずに、記念の表札を無傷で、、、はほぼできないです。
出っ張って取り付けてあるものに関しては可能性もあるので
お問い合わせください。
最近のしゃれたものを取り付ける、なども多くやっていますので、
ぜひご検討ください。
よろしくお願いいたします。
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2019年