こんにちは、おおたです。
今回は、アパートのドアノブまるごとお取替えです。
引っ越しシーズンにご入居された方が、ドアノブの調子が
悪かったが、こんなもんだろうと使い続けてはいたが、
どうにもこうにもドアが開けられないことがあると、
いよいよ大家さんに相談されたものです。
大家さんに呼ばれ拝見してみると、どうもラッチが
引っ込んでいるときにしかドアノブが回らない、、、
これは、内部のケースのさらに内部での故障です。
いまは、ぎりぎり出入りできていますが、完全に故障すると
ドアは完全に開閉不能になり、バールなどで破壊して開け
ないと出入りできなくなるパターン、”雪隠詰め”パターンです。
せっちんづめって最近聞かないし言わないな、、、
今のうちに交換しておいた方が良いでしょうということで、
現場にて交換部品を手配するべく必要なトコロを計測します。
・扉厚
・バックセット
・フロントプレートの寸法
・フロントプレートのビスピッチ
まあ、このくらい測っておけば大丈夫でしょう。
ということで部材を手配し、後日訪問し設置となりました。
ほぼ計測通りのものが手に入ったので、交換はカンタン!!
のはずでしたが、メーカーが異なっているため若干のドア側の
加工が必要となっちゃいました。
手持ちのドリルでギャギャーっと加工です。
これで交換は完了。
しかし!!
さらに、ドアノブの調子が良くなったところで、ドアの下端が
ガッツリと下枠に摺っており、逆にイライラ千万です。
えーいオマケだ!
ということで、蝶番側からドアを外し、3mmほど上方へ
付けなおしましょう。
蝶番受け側の枠をぶっ欠いて更に上に留められるようにし、
既存のねじ穴全てに削ったワリバシを叩き込みます。
あとは再設置して、、、
ホレ!!
すいすいのスー!
いままでのイライラは何だったんだという状況。
途中、大家さんが何度も見に来ました。
(こいつら、ノブ交換程度でまだ終わんねーのか?)
私でもそう思うことでしょう。
でも、ドアまで付けなおしてるところも見た大家さんは、
(いやー、疑ってワリーワリー、逆にありがとな)
と思ってくれたことでしょう。
また何かお困りごとがございましたら呼んでくださいね。
ありがとうございました。
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2019年