こんにちはおおたです。
ミニキッチンが続いておりますが、今回もいつもの
換気扇交換です。
ただし、応用編です。
何が応用編というと、天井材より上に換気扇本体が
設置されているものを交換という状況です。
たまーに、こういう状態のものに当たります。
業者さんによっては
「あ、コレできねー」(単純作業ではないので面倒がる)
とか
「点検口を製作するので追加料金」
とか、言われることもあろうかと思います。
では、私がいままでコレに当たったらどうしてきたかを
お伝えします。ちなみに、誰かに教わった方法ではないです。
まずは現状の確認です。
新築時に造作工事と電気工事がシッチャカメッチャカに
からみながらの段取りで施工されていったと想像されます。
カベやら天井がない状態で電気工事が入り、先行して
電気の器具設備を設置してから天井材・仕上げ材を完成。
結果、天井の石膏ボードより上部に換気扇のツバがある。
これが目印。地獄の1丁目。
次に、換気扇本体内部についている部品たちを外します。
とにかくじゃんじゃん外します。
モーター電線なんかは切断します。
で、ガランドウの鉄の箱にします。
そして、この箱がどう固定されているか検討します。
箱の内側にドリルビスのアタマが見えているのか、吊り
ボルト用の固定ボルトが出てきているのか、何もないのか。
今回は、箱の内側にビス・ボルトなどのアタマはない。
ここで、ビス・ボルトのアタマがあればペンチでアタマを
回していったり、ドリルで箱側をぶっさしてビス周辺を
グズグズに破壊してラジペンでちぎったり、グラインダーで
ビスやボルトを飛ばしていったり、
とにかくグラグラと天井ウラで本体が動くようになるまで
固定物を破壊、分解します。
次に、ある程度うごくようになった鉄の箱の下端部分の
換気扇のツバ部分。
これをペンチで折ってまっすぐもしくは内側に曲げていきます。
4辺ともまっすぐになればこっちのもの。
排気側のダクト接続部分を切り離して、天井より下へ
引き抜きます。
ここまで来ちゃえばなんとかなったも同然。
吊りボルトであったなら全ねじごと除去。下地を
垂木で組み直しましょう。
あとは、いつも通り排気ダクトを接続し直して、
新品を設置していくのみです。
ちなみに、今回のノービス、ノーボルト状態は石膏ボード
の上からツバ部分4辺ををアルミテープで貼ってあるだけでした。
ナルホド、こんな施工方法もあるのか。勉強になります。
(イイノカ??)
なお、この「ペンチでツバ曲げ作戦」をやる前は、
「天井石膏ボード開口しなんとか下におろす作戦」を
主にやっていましたが、とにかく粉まみれになるし、
下地垂木が見えるようになっちゃうのでアルミテープで
下から4辺を隠し、、、
などとやっていました。
どちらにしても、この設置方法はとにかく困ります。
というより、カンベンして頂きたいです。
しかも、排気管がアルミや鉄のフレキじゃないと、設置位置が
少しだけだけど下がるもんだたら、
「あーん、もう、どうしよう!」
になることうけあい。ダクト工事までついてくるのかよ、
となります。
とにかく、なんとかして交換するようにしてますので、
他で断られたり、とても高額な見積もりだった際は、ぜひ
一度拝見させて下さい。
とても高額=断ってほしい かもしれません。
by.二種電工おおた
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2020年