こんにちはおおたです。
今回は、エアコンの室内機からの水漏れとのことで
お邪魔いたしました。
いつもの「ドレンつまり」だろうと予測しながら現場に
向かいます。
”いつも”のパターンだと、屋外のドレンホース先端から
サクションという道具でエアーを引っ張ります。
たいがいは、これを数回でもやれば抜けることが多いです。
到着後、お客様との会話。
「ベンリーさん、どのくらい時間かかるんですか?」
「そうですね10分~20分くらいでしょうか、、、」
「エアコンクリーニングになっちゃうと2時間くらいですね」
「そうですか。先月クリーニングしたからそっちはいいや」
「え???先月エアコンを洗浄したということですか?」
「そうですよ。何か。」
「あ、いや、ふつうエアコンクリーニングすると治るんですが」
ドレンパンやドレンホース内に付着したホコリやカビ、水垢
などが、強力な洗浄液で溶けおちてキレイサッパリなくなるはず。
とりあえず、いつものサクションでガシガシエアーを引っ張ります。
ぜんぜん抜けません。数滴出てきた感じでしょうか、、、
しばらく格闘、ひたすらサクションで引っ張ります。
感触としては、ガッチリ詰まっているような感覚ではない。
うーん、なんだコレ。手ごわいぞ。意味わからん。
室内機をよく観察すると、
・アルミフィンにカビはない。
・水が満タンのドレンパンはとても汚れている。
・ファンにはカビががっちり。
・外装部はきれいにされているが、ルーバーにはカビ。
私の推測では、
・外装をはずして丸洗い、
・アルミフィンに市販の缶スプレー。
・ファンの周辺を拭き上げ。
・もどして終了。
結果、ちょっと溶けた汚れやゴミなどがドレン周辺で再固着。
水が流れなくなった。
キレイになったルーバーにもファンからのカビが再付着。
↑
たぶん、コレ正解(自信あり)
「ち、な、み、に、ですが、先月のはどちらでおいくらでした?」
「○○○○で1万円?いや8千円?そのくらいだったかと」
業者名はここでは書けません。ダ○キンさんではないです。
「うーん、○○○○さんがコレというのはちょっと、、、」
もはや、サクションでどうのこうのではなく、クリーニングを
しないと、解決の気配がしません。
「普通の金額を頂戴することになりますが、洗浄しますか?」
「ぜひ、やってください」
ということで、普通にエアコンクリーニング開始。
ファンを洗った洗浄液はいつものように墨汁のよう。
お客さまの怒りがこみ上げてきます。当然でしょう。
が、ドレンパンのつまりはなかなか解消されません。
「○○○○め、何使ったんだコレ!」
今度は、私の怒りがこみ上げてきます。
われわれベンリーはエアコンの取り付けや取り外しの
工事も行いますので、エアコンの構造も把握しています。
洗浄機の噴霧圧力をマックスにして、ドレンパンから
ドレンホースに出ていく付近を親の仇くらいに攻撃。
思いっきり、残っていたカビやら汚れが養生カバーに
飛び散りまくります。
これでもか、これでもか!
この攻撃に汚れが負けたのか、ドレンパンの水位が
下がりました。
「勝った」
つまりも解消され、ファンのカビもなくなり、アルミフィンすら
金属のピカピカ加減を取り戻しました。
(すすぎもしてないんだな、、、)
「いやー、さっきまでのカビのにおいもなくなったじゃん。
いいね、いいね。ありがとう!!」
と、お褒めの言葉をいただき、次回からはベンリーに頼むよ。
とおっしゃっていただけました。
内心、○○○○のことが心配になっちゃいましたが、
有名どころだし、悪徳でもないはずと信じてます。
明日は我が身、ひとつひとつ仕事は丁寧にしていこうと
心に誓い、現場をあとにしたのでした。
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2019年