水栓柱修理の巻
2019/03/30
こんにちは、おおたです。
今回はぼろぼろのグラグラになった水栓柱を撤去し、
埋め込みの水栓BOXにお取替えです。
ご覧の通りの水栓柱。
こちらは、時間貸し駐車場の中に立っているものですが、
もうかれこれ数年間この状態とのことです。
真横から覗き込んでみると水道のグレーの塩ビ管のみで
ギリギリ自立している状態。
手でそぉーっと動かしてみると、案の定グラングラン。
「これこえぇーーー!!」
バキっと折れたら、バシャーっと噴水。
よく海外映画やアニメで見る、路肩の消火栓を壊して
噴水になるやつ。あれと同じ事態に、、、
まずは、ダイヤモンドカッターで周囲のアスファルトに
溝をつきます。
で、電動ハンマーでダダダーっとはつり、アスファルト層を撤去。
そして、砂利やら土やらの層をほじくっていき、水道工事。
共用水栓を接続します。(画像の通り)
最後に、砂利と化粧砂利を敷き詰めて、モルタルで埋めます。
これで安心して使用可能になりました。
しかし、よくイタズラとかで折られたりしなかったもんだ。
お客様と会話をしながら、終了です。
ありがとうございましたー!!
水栓交換とコーキング
2019/03/25
こんにちは、おおたです。
トップ画像は古くてカビが目立つコーキングを
うちかえているところです。
キッチンの水栓金具(ワンホールシングルレバー水栓)を
交換するにあたって、せっかく外すので奥のコーキングを
うちかえましょうという作業です。
まずは古い水栓金具を取り外し、古いコーキングを取り除きます。
画像にはありませんが、カッターなどで切って除去します。
また、水栓がなくなっているスキにその裏の水垢なども削って
除去します。
で、マスキングしたのちに防カビ材を配合したコーキングを打設。
新品の水栓金具を設置しまして完工です。
どうでしょう!
満足度高くないですか?
まだまだ、使い続けたくなること間違いなし!
クリーニングでは限界がありますので、水漏れや大掃除の機会に
このセット、タイヘンオススメです。
ぜひご一考を!!
物置の移動
2019/03/20
こんにちは、おおたです。
今回は、屋上の防水に伴う物置の移動です。
ビルの屋上に物置が2台設置してあるのですが、
屋上全面の防水工事をするにあたり、どうしても
物置が邪魔になってしまいます。
そこで、物置を動かしながら半分ずつ防水工事を
しましょうということになりました。
(ボルトナットがさびていて、再組み立てが困難と予想)
まずは、物置がないほうの半分の防水工事を
終わらせます。
そして、工事後に完全にかわいたところで、
キレイになった方へ物置を動かします。
中身を出して、キレイになって仮置きするほうへ
養生をします。
そして、油圧のツメジャッキと木っ端などを使い、物置を
ジャッキアップ。
あがったところで、平台車を差し込み、仮置き場所へ
移設します。
仮置き場所の養生の上ででジャッキダウンしたら、
中身を戻していきます。
これで、残った部分の防水工事が可能になりました。
残った部分の方の防水工事が終わり、完全に乾いたら
同じことをしてもとの位置に移設です。
これで、屋上すべての面の防水工事が終了です!
こういった作業は毎回おなじ作業ではありませんので、その
ときそのときでいろいろなパターンでの作業が必要ですね。
もっと新しくて、分解しても再組み立てできそうな小型の
物置なら分解して動かしてもいいです。
防水工事を含め、ぜひ当店へご用命ください!
お待ちしてまーす!!
腐海
2019/03/15
こんにちは、おおたです。
今回は、脱衣所の床のクッションフロアの色が変わってきた。
貼り替えをお願いします。というもの。
色が変わってきたとはどういうことなんだろう?
経年劣化でものすごく古いから貼り替えなのかな?
なんて軽い気持ちで訪問。
で、一目みた瞬間、、、「これは漏水です」。
写真にはありませんが、表面が黒ずんで裏面からカビの色が
上がってきている状態です。
「これは、貼り替えてもまたなりますよ」
ということをお伝えし、事情説明。
浴室のタイル目地などから水が入ってきて、脱衣所の
床下を濡らし続けていると考えられました。
そして作業内容をご提案。
1、脱衣所の床を開口して確認。
2、漏水の原因をつきとめ、漏水を止める。
3、床下を乾燥させるための仮の床を作る。
4、漏水なく、床下が乾燥したら、本復旧。
5、新品の荒床に新品のクッションフロアを貼る。
どちらにしてもこのままではまずいので、上記の手順通り
作業にかかります。
洗面化粧台をチャチャっと取り外し、床を丸ノコで開口します。
「ホレ、この通り!」
ナ○シカでおなじみの”腐海”が登場です。
カビのにおいしかしません。
胞子が大量です。
下地材の腐り加減と、方向から察するに、完全に浴室から
と考えられます。
タイル張りの浴室をよーく観察してみると、やはり目地が
痩せたり、穴が開いたりしている部分が見られます。
<浴室側>
原因部分の目止めを行いました。
<脱衣所側>
”腐海”のカビを除去。
完全に朽ちている床板、根太などの下地材を撤去解体。
まだ生きている下地などを塩素で殺菌。
根太を増して、仮床を作成しました。
さあ、完成しました。
このままで1か月ほど様子を見てください。
床下への水が来なくなり、乾燥すれば本復旧して
キレイなクッションフロアを貼れるようになります。
今回は、ここまで。
そして、約1か月後、床下をのぞくと乾燥していたので
完全復旧し、クッションフロアまで貼りました。
ちなみに、完成の写真は撮り忘れました。
いやー、なんとかおさまってよかったですね。
また不具合を感じたら呼んでください。
ありがとうございました。
ねじ穴がきかない!
2019/03/10
こんにちは、おおたです。
今回はねじ穴がぐずぐずになってしまい、
既存のねじがきかなくなってしまったというもの。
写真のドアはトイレのドアで、フラッシュドアという
よくある中空になっているドアです。
もちろん、このドアノブ(レバー)の周辺は下地の木材が
入っていて、ペラペラの化粧ベニヤ1枚というわけでは
ありません。
が、このドア、相当な使用頻度があるようで、何度も何度も
開閉を繰り返すうちに、少しづつ木ねじにも振動やら疲労が
かかっていたようで、最後はすっぽ抜けてしまったそうです。
こうなってしまうと、どうしましょう?
いくつか手があります。
・ドアとノブをセットでまるごと交換
・ドアを交換し、ねじ穴周辺を新品に。
↑
こんなことできませんよね。
では、どうしましょう?
・既存のねじより太いものでとめなおす。
・既存のねじ穴を修復する。
↑
これですよね。
今回はこの両方で修復しました。
既存のねじ穴に、木工用ボンドを数滴入れ、
できるだけきつく調整した削った
割りばしを叩き込んで折ります。
そして、少しだけ既存のビスよりも太いものでとめます。
このとき、締めすぎると、またねじ穴がダメになっちゃうので
微妙な力加減が必要です。
さあ、どうでしょう!
いいですね。ガッチリです。
今回の作業は、いろいろ応用で使う場所が出てきます。
ねじ穴がユルユルでお困りの際は、この作業を思い出してください。
それでもダメな場合は、さっさとベンリーを呼んだほうが
いいかもしれません。
この作業を思い出さなくても、ベンリーが何とかしてくれることを
思い出していただければさいわいです。
ぜひ、覚えておいてくださいね。
よろしくお願いします!
浴室水栓交換
2019/03/05
こんにちは、おおたです。
今回は、ワンルームマンションの3点ユニットバス
(バスタブ・トイレ・洗面の3点)
の水栓金具、蛇口、シャワーの交換です。
現場の水栓金具は、壁付ツーハンドルシャワー水栓というもの。
どうも、スパウト(首を振る吐水パイプ)の根元が腐食して
ちぎれてスッポ抜けてしまったようです。
写真は、差し込んだスパウトが抜けないようにガムテープで
落ちないように固定してあったものです。
まあ、これでも根元が折れているもんだから、横向きにビュービュー
水が噴き出していたことでしょう。
折れた部品を見てみると緑青(ロクショウ)で腐食しまくり。
折れて当然のような状態です。
これになると、根元からスパウトの交換となりますが、
他の部分の劣化も激しいとのことで、予防修理としまして
まるごと新品交換となりました。
今回は賃貸物件でしたので、管理会社さまからの依頼です。
入居者様も、スパウトのみの交換と思っていたようで、
全てが新品になり、大喜びでした。
私のおかげではありませんが、なんだかこっちまでうれしく
なります。
逆のパターンで、「こりゃ全交換でしょう?」という状態でも
「え?補修で?」という場合もままあります。
もちろん、お客様のご予算に応じて作業いたします。
ご提案もすることがありますが、最終的にはお客様判断が
当然ですよね。
水回りでお困りの際はベンリーへ。
お気軽にお問い合わせください。
冬は水漏れの時期2
2019/03/01
こんにちは、おおたです。
暦も3月に入りましたが、まだまだ寒い日がございます。
前回の日記では、寒くなるとゴムが固くなって水漏れが多くなるという
お話でした。
今回も同じようにパッキンがやられている状態ではありましたが、
なぜか本体もおかしなことになっているものです。
写真は13の私設メーターなんですが、なぜかガラスの部分が
ビッシビシに割れています。
どういう状況でこうなったのかわかりません。
漏水から凍結して割れたとでもいうのでしょうか、、、
とりあえず、同じ状況で交換というご依頼でしたので、メーター本体を
調達してきて交換します。
ナットを外すと、昔はパッキンだったものがガッチリとねじ山に
固着しています。(一次側も二次側も)
この黒い物体を除去するのに一番時間がかかりました。
小さいし、ゴムではなくなっているし、老眼で良く見えないし、、、
このパッキンだったものに苦戦しなければ、すぐに終わるのにーーー。
そしてこれが設置されているのがビルの屋上で、風がものすごい。
吹きさらしなので、凍結と解凍が繰り返されてるんだろうなーと
思いながらも、とにかく寒いので交換を急ぎました。
手はかじかむし、鼻水は出てくるし、です。
なんとか交換を終え、最後に保温とテープを巻くころになると
もはやテープがうまくつかめない、、、
何度もロールのテープをころころと落っことしながら、鼻水をすすり、
「うー」とか「あー」しか声は出ず、作業は全て完了。
もはや作業への不安などより、これは防寒が一番重要だなと感じた日でした。